シティ・ウォッチ・スクエア

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 微粒子量の測定と人体影響

微粒子量の測定と人体影響
空気中に浮遊する微粒子、PM2.5は、直径が2.5μm以下の超微粒子で固有の名前は付けられていません。代表的なものはディーゼル排気微粒子です。他の空気中に浮遊する微粒子である花粉、黄砂の大きさと比較すると、スギ花粉は直径30~40μm、黄砂は約4μmなので、非常に小さく、その分体内の奥深くまで入りやすく危険な物質です。吸い込むと気管支や肺まで達する可能性があり、気管支ぜんそくや発がん性への影響が懸念されています。(例はこちら) PM2.5は、大気汚染に係わる環境基準として、1年平均値が15μg/m3以下、かつ1日平均値が35μg/m3以下であることが規定されています(環境省のサイトはこちら)。この基準は国が決めたもので、県が測定を行い公開しています(県全体はこちら)。藤沢市も神奈川県内の一つの観測地点になっており、PM2.5ホームページに表示されています。 最近、PM2.5、PM10までの超微粒子の量を計測する簡易な測定器、エアモン、が販売されました(参照こちら)。身近な超微粒子量を測定し、位置情報と一緒にデータ解析を行うことが可能になれば、例えば、藤沢市の沿岸域や内陸側の地域の超微粒子の分布や時間変化を知ることができます。 CWSでは、エアモンを活用し「気象データの整備と利用に関する事業」および「地域環境の理解に基づいた防災に関する事業」を行うことを計画しています。 なお、PM2.5を含むマイクロメートル (μm) の大きさの固体や液体の微粒子、これは主に燃焼で生じた煤、風で舞い上がった土壌粒子(黄砂など)、工場や建設現場で生じる粉塵のほか、燃焼による排出ガスや石油からの揮発成分が大気中で変質してできる粒子などを含みますが、これらの近年における地球規模の分布図を下記に示します(Wikipedia PM2.5より)。極大域の一つが中国の南部に見られます。

 

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